以前、一度お邪魔して感動した食堂がありましてね。
それが、

 

『あご湾定期船 和具』乗り場の目の前にある、

 

『みきや食堂』。
実はここ、あご湾定期船の切符売り場兼用。
なので日曜祝日関係なく開いているそうです。
ちなみに棟続きの奥は『和具浦荘』という旅館。
船に乗る人用なんだろうな・・・営業しているかどうかは不明。

 

店内こんな感じ。
超ノスタルジック。
この日は私たちの前にお客さんがいなかったらしく、入店したらストーブとエアコンを付けてくれました。
急速暖房。

 

おおお、さすが『伊勢志摩サミット』を開催した志摩市!
外国人のお客さん向けメニュも用意!

 

まあ、でも、見たいのはこの字面ですよね!
なんだか微妙に『あなご』プッシュな気がしませんか・・・?

 

そうなのです!
あなごプッシュなのです!
『あなご天ぷらうどん』750円!
一人前、あなご丸ごと1本は使っています。

 

見てください!
このボリューム!
そしてもちろん揚げたて!
それだけじゃなくて『捌きたて』なんです!
実はこちらのお店では海に餌の入ったカゴを沈めていて、そこに入った穴子を使っているのです。
なので、注文が入ると、その都度カゴを引き上げて、そのまま厨房で穴子を捌いているのです。
そりゃもう、新鮮ですよ!

 

うどんは相当太めで、伊勢うどんのような。
でも、結構弾力があります。
穴子天を1つ入れておくと、油と穴子の旨味がじっとりと出てきて、どんどん美味しくなるのです。
あ、穴子天はサクサクの食感も楽しみたいので、全部入れちゃダメですよ!

 

一方の『あなご天ぷら丼』850円。
お店のおばちゃんが「あなご、多めに入れといたでな〜」と。
嬉しい。

 

卵のボリュームに隠されていますが、こちらも穴子がこれでもか!というくらい。
やや甘めの出汁と長ネギがいい仕事をしています。
そ、それにしてもこの丼の盛り上がりを支えているのが、卵の下の穴子たちだということを忘れないでいただきたい。

 

最後に、この穴子の厚み!
冬で脂が乗っているし、天然物だし。
ふわっふわな食感に、旨味が口の中いっぱいに広がります!

穴子メニュがあるのは、穴子があるときだけ。
実は1ヶ月ほど前に来たとき、穴子がないと言われてショックを受けていたのです・・・。
その話をお母さんにしたら、「なんか見たことあると思ったわ〜」と言われました。
覚えていたのですね。
今年に入ってからは、よく穫れるそうで、ずっとメニュに載っているそう。
でもない時もあるので、行ってあったらラッキー♪くらいな気持ちで・・・。

書いている今、すでに穴子を食べたくなっている私がいます。

ご馳走さまでした(*^^*)

 

みきや食堂(民宿 和具浦荘)
住所 三重県志摩市志摩町和具
TEL 0559-85-0003
営業時間 9時頃〜18:00(L.O)
定休日 年中無休(臨時休業あり)

動画版も公開しています!
https://youtu.be/LF_oxUbrFMw