1月17日。

 

馬鹿です。
またしても『山為食堂』に行っています。
阿呆の一つ覚えのごとく。
いや、今回は和歌山県に別の用事があるのです。

 

和歌山県の紀の川市に、和歌山初のナチュラルチーズ専門店があるとの情報を随分前に知り、一度来たいと思っていたのです。
言っちゃあなんですが、本当に普通の住宅街の中に、忽然と現れます。
『コパン・ドゥ・フロマージュ』
チーズの友、的な意味でしょうか。

 

店内。
快く写真を撮らせてくれました。
オーナーの宮本さんはチーズ好きが高じたあまり、和歌山で初めて「チーズのソムリエ」といわれるチーズプロフェッショナル協会の認定資格を取得。
さらに!

 

2013年にはフランスチーズ鑑評騎士の会から騎士の称号『ジュヴァリエ・デュ・タストフロマージュ』を受賞しているんです。
そして現在日本で唯一の『チーズ洗練士』の資格を持っています。
『チーズ洗練士』とは、スパイスやハーブ、お酒など様々な食材を用いてチーズに風味づけをする職人のこと。
チーズをさらに変身させちゃうんですよ!

 

『BUKOきんかん味噌づけ』は和歌山のきんかんを使ったデザートチーズ。
そうなんです、和歌山県の食材を使って、チーズを洗練させているんです。

 

『ブリ メゾン・ド・ラ・トリュフ』。
これはフランスから輸入したものそのままなんだけど、トリュフ好きにはたまりませんよ!
真ん中の層に、ガッツリトリュフ!
香りがたまりません。
それで隣の『モロマッジョ』がすごいんです。
イタリアのチーズ会社に醪を持ち込み、塩の代わりに醪で表面を洗ったもの。
それを日本に逆輸入。
これね、コクがものすごい。
そしてチーズと醪のマリアージュっぷりに感服します。
赤ワインにも日本酒にも合う、不思議なチーズです。

 

ミモレットは本当にからすみっぽい味です。
他のも欲しかったけど、ここは我慢。

 

ここで買うのは、『カマンベール薫製 湯浅しょうゆ風味』でしょ!
醤油醪をカマンベールチーズに漬けたもの。
醪を使っているのは同じでも、チーズが違うとまったく別の味に。
チーズが柔らかくマイルドなので、醪の風味も丸い感じになります。

 

そして悶絶するほど美味しかった『コンテ 金山寺味噌和え』。
ハードチーズのコンテに甘めの金山寺味噌!
そこにフリーズドライした山椒!
深くて甘いのとしょっぱいのと痺れのハーモニーですよ!
香りもたまりません!

 

で、こちらではチーズに合うワインも販売。
なるべくお手軽に美味しくチーズを楽しめるようなワインを揃えています。
私も1本買って、チーズと飲んだところ、おおおチーズに負けていません!
チーズを食べて赤ワインを飲むと、チーズの香りが引き立つ感じです。
でも何の銘柄か忘れちゃったの!
また買いに行かねば!!!

ご馳走さまでした(*^^*)

 

コパン・ドゥ・フロマージュ
住所 和歌山県紀の川市桃山町調月769-136  
TEL 0736-60-7175
営業時間 10:00〜16:00
定休日 日・月・木