8月12日の夜遅く、夫が川崎のM子実家に到着。
高速道路での事故渋滞で、7時間近くかかったそうでグッタリしていました。
お疲れ様です。
で、翌13日。
今回の帰省で初めて、M子実家一族そろっての会食。

東麻布の中国飯店『富麗華』。
かつて私がよく買いに来ていた、輸入食材と精肉のお店『NISSIN』のまん前。
店内では二胡の演奏が行われていたり、サービングテーブルがあったりと高級感満点。
しかし、三重スケールに慣れた身とあっては、少々狭く感じます。


休日コースメニュ。
ややボケ気味なんで、頑張って解読してください。
人数8名だったので、「全コース2人ずつ注文しましょ!」という声が上がったものの、「素菜(野菜)コース食べたい人がおるんか!?」との、私の必死の叫びで却下。
結局、『北京ダックコース』6000円が2名、『ふかひれスープコース』8000円が5名で落ち着きました。
残り1人はm子・・・彼女は炒飯や小籠包などの単品注文と相成りました。


表記名は若干違うものの、両コース共通の前菜。
真ん中下の皮付き豚バラ肉の塩焼が美味しい!
皮がパリパリで、肉はジューシー、脂身の甘味・・・。


ふかひれコースの『点心』。
皮が米粉・・・餅粉・・・なのか、もっちもち。
左のはニラかホウレン草かと思ったら、春菊でした。
香りが濃いいです。


北京ダックコースの『点心』。
左の揚げ物・・・何だったっけ・・・蓮根?里芋?・・・ううう、思い出せない。


北京ダックコース内、『細切り豆腐と金華ハムのとろみスープ』。
これは・・・非の打ち所がない美味しさ。
上品かつ深い上湯と金華ハムの風味。
しかし、さらに上を行くのが、


ふかひれコース内の、『フカヒレの塩卵風味 なずなスープ』。
上記の如く、上湯は最高で鶏の風味も芳しく、なずな部分は菜っ葉の香りが濃厚でフカヒレ部分のこっくり感は感動するほど。
もちろん両方をかるく混ぜていただくと、文句なしに美味しいです。
・・・けれど。
後でメニュを見返して知ったのですが、このコース、このスープがメインだったのですね!
私はお値段的にもてっきり、この後に、フカヒレ姿煮が出てくるのかと思っていました。
そしてそんな私の不安を裏付けた一品。


『北京ダックコース』『フカヒレコース』、共通の『北京ダック』。
あらかじめ、お店の方によって巻かれて供されます。
しかも両コースともに一人一本。
つまり、『北京ダックコース』のメインは、これにて終了なワケです。
北京ダック自体は、とてもサクサクしていて美味しいのですが、個人的には、甘味噌がもうちょっと少なめな方が・・・。
味加減すらも聞いてもらえずチョイスできない・・・ここまでの流れ、実はかなりM子にとってはストレスです。


北京ダックコースの、『スペアリブの煮込 梅風味』。
まあまあです。


ふかひれコースの『牛肉とセロリの炒め』。
忙しさからか、盛りがめっちゃ、やっつけ感ありあり・・・。
だんだん気持ちが引いていく自分がいます。
これで8000円取る気かよ!?・・・という気持ち。
美味しいんですけどね。


両コース共通、『マコモダケと旬の野菜の炒め物』。
美味しいです・・・が、何なん?この適当さ。


左、フカヒレコースの『赤米と焼き豚のチャーハン』・・・美味しい・・・のに・・・パイナップル入っています。
右、北京ダックコースの『三元豚とトマトのチャーハン』・・・美味しい・・・けど・・・トマトが潰れるブチュッと感が・・・。
何だろう・・・全体としては美味しい・・・のに、もやもや感が・・・。
個人的な感じ方なんですが、「オレ様の作った完成形の料理を食べろ!」と選択肢なしに目の前に突き出されているような感じ。
本当に美味しいは美味しいです!
が、このコースに、6000円とか8000円を出す気には到底なれません。
だって三重には、地元や旬の素材を生かした、もっともっとお手頃価格で美味しいお店が、いっぱいあるんだもん!
今回は両親がスポンサーだったから良かったものの、自腹だったら1ヶ月くらい落ち込みますね、多分。
とはいえ。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
中国飯店 富麗華
住所 東京都港区東麻布3-7-5
TEL 03-5561-7788
営業時間 11:30~14:00
       17:30~22:00(L.O)