5月5日のこどもの日。
私たちには関係ありません。

なんと現在、姉と私が偏愛する『クリムト』に関する美術展が、東京で同時に2箇所で開催しているのです!
今回の状況の目的の半分はコレですよ!
姉と2人でサーチした結果、まず『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』でウィーン美術界の世紀末の流れをおさらいしてから、『クリムト展 ウィーンと日本1900』に行き、クリムトという個人を極めるべきだと決定しました。
なぜにこんなことばかりに情熱が迸るのだ、私たち。

 

というわけで、午前中に向かったのは国立新美術館。

 

全世界25台限定のグランドピアノ。
もちろんというかなんというか、ベーゼンドルファー。
手作りです。

 

なぜか『エミーリエ・フレーゲの肖像』だけ撮影可。
そりゃ撮りますよね。
しかしなぜか、館内けっこう空いていて、絵の前の人もまばら。
思いっきり撮ることができました。
意外とこどもの日って、人が来ないものなのかしら。

というわけで世紀末を堪能。

 

目に栄養をもらったら、今度はお腹にも栄養を!
いつも満席な、美術館内の『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』に、この日はかなり空席が!
これは行くしかない!

 

私がグッズを見ている間に、姉がさっさと席を取ってくれていました。
またしても昼酒・・・私はスパークリングワイン、姉はそのロゼ。
いいのか、ここで飲んで。
しかし美味しかった。

 

パンとリエット。
リエットがカレー風味で美味しい!

 

注文したのは『MENU BRANC』なんだけど、別に注文した『じゃがいもと春キャベツのスープ』。
意外にも春キャベツの主張が強い!
でもまったく繊維感がなく、キャベツの良いところとじゃがいものトロッと感を合わせた感じ。
とても好み。

 

M子注文『コック・オーヴァン(骨付きモモ肉の赤ワイン煮) グリーンピースとベーコンのファルファッレを添えて』。
めちゃめちゃ美味しいです。
骨付きなんだけど、しっかり煮込まれているので、ナイフを入れるとほろほろと崩れるくらい。
自分でも作ってみたいなあ、でも難しいよなあ。
って思うくらい、しょっちゅう食べたい味。
あと、グリーンピースが美味しい!
フレッシュな感じがします。

 

画像が正方形なので、小さめになっちゃいました。
姉注文の『味わい葡萄牛 肩ロース肉のグリエ タイムの香るジューソース じゃがいものクリック添え』(+500円)。
ジューソースとは、肉汁のソースってことでよいのかな。
葡萄牛というのは、ワインの粕を入れた飼料を食べさせて育てた、オーストラリア産の牛肉。
味にめちゃ深みがあります。
輸入牛とは思えないほど。

 

デザートは『“ムッシュ ポール・ボキューズ”のクレームブリュレ』。
ほほう、クレームブリュレを今の形にしたのは、ポール・ボキューズさんだったそうです。
なんというか、原点の味という感じ。
表面のパリパリを割る瞬間が楽しい。
そして美味しい。

またお邪魔したいなあ。

ご馳走さまでした(*^^*)

 

ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
住所 東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F
TEL 050-5595-1185
営業時間 11:00~16:00(L.O.)
     16:00~21:00(L.O.19:30) 金曜のみ 16:00 ~ 22:00(20:30)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日に振替)