新年明けましておめでとうございますの、2012年1月1日。
朝食のおせち料理とお雑煮をいただいた後。
夫婦でどこか行きたいところはないの、母からと聞かれ。
「ちょっとお正月の都内を散策したいな~」と答えて、出発。

超都内。
ここには写っていませんが、東京タワーだって見えちゃいました。
ていうか、目的地は都心も都心な六本木。
かつては防衛庁だってありました。


『麺屋武蔵 虎嘯』。
実家で読んだ『週刊文春』に載っていて、絶対に、こっちにいる間に行かねば!と狙っていました。
『麺屋武蔵』といえば、今現在まで続いているラーメン・ニュー・ウェイブの火付け役。
開店は1996年。
当時は画期的だった『秋刀魚節』を暖簾に掲げて、ラーメンマニアを唸らせました。
・・・いや、『麺屋武蔵』が「ラーメンマニア」という存在を作ったと言っても過言ではないかも知れません。
それくらい衝撃的な味だったのです。
あれから20年近くたった今でも、当時通った私にとっては、忘れられない味。
その創業当時の味を再現したのが、ここ『麺屋武蔵 虎嘯』だと書かれていたのです!


食券制なのも、青山本店と同じ。
創業当時の味なのは、どうやら『虎嘯ら~麺』らしいです。


M子注文の『味玉ら~麺』並こってり900円。
美味しい・・・のですが、やや単調な味。
思ったより味がきついというか。


ややぼけてしまいましたが、『虎嘯ら~麺』並あっさり1000円。
おお。
確かにこちらのほうが、本店の味に近いです。
しかし、やっぱり単調というか、深みがないというか。
もっともっと奥深い味だったような。


そもそも、麺も全然違います。
こんなツルッツルの平打ち麺ではなく、麺のエッジが立った多加水麺で・・・。
うーん・・・。
青雲志さんのせいでおかげで、自分の中でのハードルが激しく上がっているのはわかっているんです。
でも、本当にこの味だったのかな?
もしかして私が思い出を美化しているの?
1996年の『麺屋武蔵』の味を知っていて、ここのら~麺を食べた方と、語り合ってみたいです。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
麺屋武蔵 虎嘯
住所 東京都港区六本木4-12-6 内田ビル 1F
TEL 03-3497-0634
営業時間 11:00~22:00
定休日 無休