数あるネタをぶっ飛ばして、今日のホヤホヤなトピックを(って、前回もこのフレーズ・・・)。

2月に入って初めての『麺や 青雲志』。
先月一度しか来ていないんですよ、チックショー!
新春限定メニュの『雲丹つけ麺』も『蛤牡蠣正油らぁ麺』も、食べられませんでしたよ!
悔しい・・・。
しかし私は、もう一つの新春限定メニュの存在を昨年聞いており、それが出てくるのを虎視眈々と待つこと一ヶ月。
ようやく某ソーシャルネットワークのコミュニティにて、その情報を入手!
昨日は限定2食だったとのことで、シャッターポールを狙い出撃!
・・・が、予想以上に時間がかかり、お店に到着したのは11時ジャスト。
ああ・・・絶対もうダメだ・・・食べられない・・・と絶望していたら。
この日は何故だか、奇跡的に先客1組のみ!
ヒャッホウウウゥゥ!
そして待望の。


『ジビエつけ麺』です!
ただし、まだ試作中で、本番は土日メインで出すとのこと。


先に供された麺は、冷たく締まっているのに、小麦の香りが立ち上ります。
スゴイ。


そしてつけ汁。
一昨日のご店主の呟きでは、「ジビエガラ+ジビエ肉+香味野菜でとったスープを魚介も足さず、タレ・香味油・魚粉なども足さず」・・・と書かれていましたが、いやいや、それだけじゃないでしょ。
味自体はかなりマイルドながら、パンチの効いた香辛料が・・・という感じでした。
もちろん、それだけでは終わりません。
つけ汁の左に見えるお肉は『イノシシ』、右に見えるのは『エゾ鹿』です!
超ジビエスキーな私にとっては、魅力的すぎる具たち。
イノシシはかなりミッシリした繊維感がありながら、あの独特の臭いを抑えて、良い意味での「野性味」が残されています。
そしてエゾ鹿・・・大好物なんですよ!
これは柔らかいです!
やや熟成させすぎたためしょっぱい、と言われていましたが、むしろエゾ鹿はこのくらい味が染み染みしているのが好みです。
なによりこの、繊維のほぐれ感と、その繊維に染み入るつけ汁が・・・!
それを太めの縮れ麺にまといつかせてすすり込むと、ホントに恍惚とします。
『雲丹つけ麺』や『蛤牡蠣塩らぁ麺』のような青雲志ならではの派手さはないのですが、私はかなり好きです!


よく見ると、熱々なのにできている膜。
一体何から出たコラーゲン・・・脂が抜けた後のイノシシの脂身からかも。


後載せジビエ。
左の白っぽいのは『雉子』、右は『鴨』です。
雉はやや固めだったものの、鴨は驚くほど柔らかいです!
塩がきつかったためパイナップル液に漬けたそうですが、フルーティーな香りが残って、これはこれで美味しかったです。


そして食べている最中に、さらに後載せジビエ。
感動しながらエゾ鹿を食べていたら、また乗っけてくれました(笑)
何かもう、赤ワインが欲しくなって来ちゃいましたよ!・・・っていうくらい、味わいがしっかりしていて柔らかいです。
ああ、ホントにもうワイン欲しい(笑)
で、この『ジビエつけ麺』を食したら、必ずやって欲しいのが、


スープ割り。
まあ、青雲志ファンの方なら、間違いなくするでしょうが。
食べている間に汁の中に溶け出した、ジビエの脂と肉汁がうまーく合わさって。
飲み込んだ先に複雑な『肉』の香りが、ふわーんと鼻を抜けます。
そのマックスが最後の一滴!
なので、みなさん、最後の一滴まで飲み干して下さいね!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
麺や 青雲
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住所 松阪市嬉野権現町神北405-14
TEL 非公開
営業時間 11:00~14:30
       11:00~14:30
定休日 月・火曜日
※夜の営業はなくなりました。