えーとですね。
このブログのタイトルは・・・何でしたっけ。
あ、『壮絶!ミセスM子の勝手にうまっぷ拡大版』でしたね。
つまり津ぅのうなぎ店を紹介する『うまっぷ』を勝手に拡大したもので、つまりつまり、食べ物関係に特化したブログなワケです。
でも今日だけは、それを忘れて下さい。

『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館』。
『黒壁スクエア』に来た、真の目的は、ここだったのでした。
私が本の次にお金をかけた趣味『フィギュア収集』・・・。
出産と共に別れを告げたのですが、やはり滾る心は鎮まることなく。
ずっとずっと憧れだった場所に、ようやく来られました!
理想の男ケンシロウと、夢のラブラブショットです。


まずは食玩部門で、手塚治虫先生シリーズ。
一番前のサファイヤの右隣は、もしかして『ユニコ』に登場する、アメリカ先住民の少年では!
南北戦争で好きな女の子と引き裂かれ・・・みたいな内容だったと記憶しています。
ユニコは毎回悲しい終わり方で、幼心には切なすぎました。


実は初めて購入したフィギュアが、これの量産型。
買って浮かれて帰宅し、お手洗いから出てきたところ、当時付き合っていた彼氏(現夫)がニコニコ笑いながらブリスタパックをベリベリ開けていたのを見た覚えが。
この時はムンクになりました。


『デトロイト・メタル・シティ』。
最初にコレを読んだ時にゃあ、腹がよじれるほど笑いました。
松ケン主演の映画も突き抜けていて、大好き。
しかし何でコレをわざわざ撮ったのかは不明(笑)


『Drパルナサスの鏡』・・・ヒース・レジャーの遺作です。
彼が撮影途中で亡くなってしまったため、友人のジョニデやジュード・ロウ、コリン・ファレルが急遽、別世界の人物として出演したのです。
そんな世界観が、この1シーンに・・・しんみりしてしまいました。


そして不意打ちに現れたので、思わず涙がピュッと出てしまったフィギュア。
漫画『風の谷のナウシカ』の1シーン。
蟲使いと蟲。
彼らは死体を掃除する『蟲』を使う蟲師で、世間から忌み蔑まれている存在。
しかし、ナウシカが差別なく尊敬の念を持って彼らに接したことから、彼女に心酔するように。
そしてナウシカは、物語の最後で危険な旅に出る際、着いて行こうとする彼らを止めるのです。
「蟲を置いては行けないでしょう」と。
蟲は蟲使いの生きる糧でもあり人生のパートナーとも言える大切な存在と知った上で、そう言ったのです。
そして、蟲使いがとった行動は・・・。
これ以上は書けません。
『風の谷のナウシカ』はアニメも良いですが、是非一度、漫画の方も読んで下さい。
『正義』の話ではなく、もっともっと深い、人間という種族の清濁が見える気がします。
そして漫画を読んだ上で、もう一度この1カットを見て欲しいです。
日本に咲き誇った、フィギュア文化に万歳[#IMAGE|S58#]
海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
住所 滋賀県長浜市元浜町13-31
TEL 0749-68-1680
開館時間 3/1~10/31 10:00~18:00
       11/1~2/28 10:00~17:00
定休日 不定休