実家の片付けから帰って来た、18日。
この日は『バイキング部(略称ビッケ)』の集いがあったのですが、時間的にも体力的にも参加できず。
ベソベソしていたら、ちよぞーさんが、「ちょうど良いタイミングで手に入る物があるので、夜お持ちしますよ」と。
で、ホントに夜、この真っ暗なM子宅まで来てくれました。
そしてちよぞーさんが来たと知るなりm子、
「え!? ちよぞーさん!? ちよぞーさんのお菓子!?お菓子来たの~~ッ!?」
・・・マジ、こんなテンション。
すっかりちよぞーさんのお菓子に餌付けされている、m子。
今なら嫁にでも行きそうです。
そんだけ、昨年の暮れにいただいだカップケーキとパンペルデュが、美味しかったらしいです。
しかし、いただいたのがちよぞーさん自作スイーツじゃないとわかり、一瞬がっかりするm子。
が、これを見せた瞬間、目が光りました!

『アムプリン』です!
私なんか、観た瞬間に、小娘のように「キャーン(人´∀`).☆.。.:*・゚!!」とか言っちゃいましたよ!
憧れの『エゾアムプリン製造所』の『アムプリン』ですよ!
以前から風の噂で聞こえてきたプリンで、いつかは食べていたいと思っていたのです。
そして、先日お邪魔した『tayu-tau』さんに置かれていた高山なおみさんの本に、そのプリンを作っている二人が紹介されていたのです(この時はまだ二人は、北海道に移住する前)。
それで「『アムプリン』=私が食べたかったプリン」だと結びついたわけです。
そんな思いを、今月頭に呟いていたところ、なんとちよぞーさんがお仕事の関係で入手したのだそう。
もしかして北海道まで行ったとか!?
あまりに興奮していて、詳しいことをお聞きするのを忘れてしまいました。
とにかく、ちよぞーさん、ありがとう!


見て下さい!この美しい表面。
蒸しプリンでなく焼きプリンなので、この滑らかさなのですね。


それにしても美しいです。際にできたカラメルの焼き目までが美しいです。
ちなみに大きさは、器の半径20cm、深さ6cm、けっこう大きくてどっしりと重いです。


切ってみました。
何というか、完璧に美しいものに刃を入れるって、ものすごい罪悪感がありますね。
二度と元に戻らないっていうか、刹那の美っていうか・・・。
食べ物を見て、「美味しそう」という観点からではない『美』について考えさせられたのは、久しぶりです。


でも食べるの。
あのですね、これはプリンだけどプリンじゃないというか・・・『アムプリン』という名前のお菓子です。
一番上の層が、質感が違うのがわかりますか?
オーブンで長時間焼いているため、やや硬くなり、ソフトなクッキー生地のようになっているのです。
で、その下も2層になっていて、下に行くほど柔らかいです。
とは言え、蒸しプリンとは違い、水分がある程度抜けて、しっかりとした質感と食感。
そしてプリン本体は、あまり甘くない・・・のですが、カラメルと卵と牛乳と生クリームがフレッシュでうっとりとするほど美味しいです!
上質の材料を使っているのが、ダイレクトに舌に伝わってきます。
カラメルが全体に混ざっているので、程よい香ばしさがプラスされています。
娘m子は、一般に販売されているプリンのカラメルが苦くて苦手なのですが、これだと苦くなく香ばしいので、嬉しいと。
意外にも一番甘さがあるのは、一番上のクッキーっぽい部分。
縦に切って口に入れると、プリン本体の部分の味と、クッキー部分の味の違いがはっきりわかって、面白いです。
それからこの『アムプリン』は数日間、日持ちがするのですが、賞味期限ギリギリになると、水分がさらに抜けて旨味が増し、チーズケーキっぽくなるのも妙ですよ!
あ、もちろん傷んでいるのではないです。
ついでに、この器は陶器なので、グラタンやキッシュなど、いろいろ使えます。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
ちよぞーさん、ありがとうございます[#IMAGE|S16#]
エゾアムプリン製造所
住所 北海道富良野市字平沢の丘の上
TEL 0167-27-2551
営業時間 10:00~18:00
定休日 月・火定休日(*8月は1ヶ月夏休みです*)