北海道へ発つ前に、食べておかねばならないので。

『麺や 青雲志』でございます。
娘を伴い、出発する日のお昼に訪問。
「並んででも食べてやる」気、満々です。
で、この日は悩んでいたのです。
熱々の汁麺も食べたい、でも、つけ麺EBIも食べたい・・・。
悩みに悩み、
●つけ麺EBI(M子)
●正油らぁ麺(m子)
を注文したところ、秋に向けての試作品があるとのことなので、『つけ麺EBI』をキャンセルして、試作品を。


こちらが秋の試作品。
ハマグリ出汁とキノコの正油らぁ麺。
これはですね・・・何というか、もう、次のステージへ向かっていると感じさせる一品です。
ラーメンでは感じたことのない、鄙びた・・・けれどしみじみとする旨味。
ハマグリの出汁が、キノコの植物的な旨味を引き立てて・・・主役はキノコですね。
でも飲み込んだ後は、ハマグリの香りがふわっと広がって。


キノコは舞茸と栽培物のシメジだったのですが、シメジの代わりにもっと香りのあるキノコにすると、更に別世界かもしれません。
それにしても・・・以前からその兆しはありましたが、この一品はすでに『ラーメン』というフィールドを超え、『青雲志』というフィールドを作りつつあると思います。
一口ごとに、舌で味わい、脳で味わいました。


こちらはm子注文の『正油らぁ麺』。
スープを一口もらうと、「帰って来た」という気持ちに。
先程の試作品に、遠いところに連れて行かれてしまっていたのです。
戻って来られて良かった。
そしてこの日も、卵が双子ちゃん!
やはり私には青雲志の神がry
娘「何かいいことあるかな!?」
私「卵が双子なことじゃない?」
娘「え・・・」
などと話していたら。


ありゃりゃの『つけ麺EBI』到着。
最初の注文の段階で、麺を茹で始めてしまったので、と。
冒頭で書いたように、散々、汁麺とつけ麺と迷っていたので、かえって嬉しい誤算です!
ありがたくいただいちゃいます!


めっちゃ海老が香るつけ汁。
かなりの濃度と香辛料と出汁と海老。
これは一度食べたら、間違いなくハマリます。


麺は、どんなに猛暑でも麺ダレなしのキュキュッとしたコシ!
気のせいか、小麦の味が濃くなったような。
思いがけず、最初に懊悩していた『汁麺』『つけ麺』、両方食べられて大満足。
しかも両方とも、かなり個性的。
さらに言うと、試作品は違う世界に連れて行かれそうな味わい。
個人的には、大盤振る舞い的な嬉しさでした。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#][#IMAGE|S58#]
麺や 青雲志
※前回の訪問記へ
住所 松阪市嬉野権現町神北405-14
TEL 非公開
営業時間 11:00~14:30
定休日 月・火曜日