2008年1月以来、5年近くぶりの訪問。

『うなふじ』です。
初めてお邪魔したときは、右も左もわからず状態だったのに、今や津市なら路地裏までどんと来い！状態。
いや、2012年9月の時点で、まだ三重にいるなんて、想像もしていませんでした。
・・・なんて感傷的なことは今、思ったことで、お店の前に立った私が考えていたのは、一刻も早く店内に入ることだけ。
何故かというと、店の外まで蒲焼の香ばしい香りが漂っており、それだけで狂おしい気持ちになるからです。


やはりここにも値上げの波が。
かつては『並』が920円だったのですが、稚魚不足を考えると、これでも良心的ですね。


注文して5分で到着。
もう当たりをつけて、焼き続けているんでしょね。
それが証拠に、私たちの後は、途切れること無くお客さんが。


肝吸い。
ここの吸い物は昆布出汁が効いていて、他のお店とちょっと変わった風味。
私の好みです。
デフォルトのお吸い物に、ちゃんとキモが入っているのが嬉しいです。
小さな肝の滑らかな脂が美味しいです。


『うな丼（上）』1680円。
・・・実は半年以上前からず～～っと鰻が食べたかったのです。
でも、値上がったことや数が減ったこともあり、ず～～っと我慢していたのです。
なのでこの日の喜びと言ったら！！


超アップ&断面。
身の厚さと脂の乗ったキラ感がたまりません！
噛むとカリッと言うほど表面はサクサクで、その下にとろける甘い身が！
タレは甘めなれどあっさりしていて、鰻の脂を殺しません！
何なん!?この美味しさは!?
というくらい美味しいです！
体の細胞全部が、鰻の脂を大歓迎しています！
そしてタレと脂の染みたご飯もフワッフワで、一口噛み締めるほどに幸せ！
・・・というわけで、あっという間に食べきってしまいました。
そういえば、おばあさんがうなぎ弁当のお持ち帰りをしていたのですが、帰りしなお店の人に、
「じゃあ今日の5時に長焼きよろしくな」
と言っていたのです。
一日で2回鰻を食べるなんて、どんな鰻好きだ！と思いましたが、できることなら私もしたかったです。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
うなふじ
住所　津市高野尾町633-29
ＴＥＬ　059-230-0093
営業時間　11：00～13：30
　　　　　　　15：00～18：00
定休日　火曜日