よ、ようやく9月の後半に来ました。
9月21日、娘の運動会のため、M子の父と姉が来津。
となればお邪魔するのはここ。

『やまき』でございます。
こっちを向いているのは、やまきの大将・・・ではなく、私の父。
似ているんです。
この日はお義母様も合流し、みんなでご会食。


これは、何も言わずとも常に用意してくれている『m子セット』の茶碗蒸し。
具なしを愛するm子のために、具は百合根のみ。


のおにぎりと薩摩軍鶏の塩焼き。
ここまでが『m子セット』です。
あ、お店で「m子セット下さい!」と言っても多分出てこないと思いますが、試してみるのも一興ですね。


お造り。
この日はカツオが白眉でした。
私はカツオの匂いが苦手なんですが、実は大将もそうだそうで。
なので、出てくるのは、大将が納得したカツオ。
間違いなく美味しいです。


鯖の西京焼き。
普通、『西京焼き』というと、銀ダラや鰆などの淡泊な魚が多いのですが。
しかし、これは絶品です!
鯖の脂が西京味噌でマイルドになり、でも鯖の独特の風味はしっかりしていて・・・これはご飯が欲しくなります!
この一切とあったかいお茶があったら、多分ご飯3杯はいけます!


『秋刀魚香草揚げ』。
秋の定番メニュですねぇ。
皮目がパリパリで、身はやや味噌漬け?粕漬け?っぽい味付けで、でもハーブが効いていて・・・。
この美味しさは、とりあえず一度食べてみて下さい!と言いたいです。
秋刀魚が旬の時期だからこそ味わえる一品ですよ!


『南瓜茶巾絞り』。
南瓜は『大浜みやこ』かしらん。
甘くてほっくりで・・・しかも中には、栗の渋皮煮が隠れているのです!
見て楽しく、口に入れて嬉しいお料理ですね。
しかも最近、出汁の味がさらに冴え渡っている気がするのは気のせい?
出汁だけでお酒が進みます!


この日の、私の一押しの『鱧 柳川風』。
柳川というので、甘めな汁を予想していたのに反して、濃い目の出汁・・・に、鱧とゴボウの風味、そして松茸の香りが!
あまりにも複雑で豊かな出汁の旨味と香りに、酔いそうです。
ゆかり姉は、「こ、この出汁は危険すぎる~~」と悶えているし。


『蕎麦生麩蟹あんかけ』。
これは鉄板!
蕎麦の香り高く歯応えも良く、出汁は酔うように美味く・・・。
何度いただいても初めてのような感動があります。
本当はもっと堪能したかったのですが、翌日の運動会の下拵えをせねばならんので、これにて終了!
お義母様は、この後、夜の大門へ旅立って行かれました。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
※『やまきのおかあちゃんの日記』へ