時間を超えて。

本日の『麺や 青雲志』。
昨日アップした、9月終わりの記事のあと以来の訪問です。
その間に、幾多の記事が溜まっているのですが、『青雲志』の限定メニュは期間が短いため、私の記事は常に後手後手・・・すでに終わっていることが多く、情報としては役立たずだったわけです。
なので、『青雲志』に関しては、タイムラインを超えてでも、なるべく早くアップしようと。
まあ、出来る限りですが。


本日の試作品、『岩塩麹らぁ麺』。
基本のアゴ出汁ベースのスープに、岩塩麹を。
ご店主のヒットさんは、塩麹が熟成するのは来週だと仰っていましたが、なかなかどうして良い感じです。
ベースのスープの味を損なわず、馥郁とした香りと甘みが加味されて・・・素直に『出汁』を味わいたい人には、もってこいな味わいです!
塩麹も市販のものではなく、手間ひまかけて育てたもの。
香りと風味に個性があります。
岩塩だからなのか、塩辛くなく、甘くて丸いです。


それにしても、折々にハッと驚かされるのが、麺の風味の強さ!
今日は驚くほど、小麦の風味とコシが!
茹で加減が絶妙も絶妙で・・・最初固めで、熱々のスープの中で食べ進めていくと、丁度良い硬さに落ち着く感じ。
ここまで計算しているとしたら、スゴイです。


別添えの具。
チャーシューは、完成品では鶏となるそうです。
確かに、この優しい味わいには、豚だと強すぎます。
鶏ならばこのスープと良い相性で寄り添いそうなので、別添にしなくても大丈夫かもしれませんね。
そして半熟卵がいつもよりも黄身の風味が濃かったような。
卵を変えたのか・・・もしかしたら、いつもよりやや火が通っていたので、熱によって旨味成分が活性化されたのかもしれません。
卵を割ってスープ入りレンゲに漬けて食べたら、うっとりしました。
画像右下のお豆さんは、野瀬豆腐店で使われている大豆。
大きさに驚きました!
しかも蒸しただけとは思えないほど甘くホクホク。
これがカリカリに素揚げてしてあったら、食感と香ばしい風味で、具兼箸休めしとて有効かも・・・と思いました。
あ、このスープは最後まで飲み干して下さい!
最後の一滴を丼から直接飲むと、出汁と岩塩麹の甘くてクセのある風味が、舌に一気に膨らみます!
この一滴を味わうために、私は食べていたのかな・・・と思ったほどでした。
『岩塩麹らぁ麺』は、10月24日から、毎日限定5食用意。
なれど、前回の記事で書いた理由の通り、常連さん限定でございます。
ご了承下さいませ!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#] 
麺や 青雲志
※前回の訪問記へ
住所 松阪市嬉野権現町神北405-14
TEL 非公開
営業時間 11:00~14:30
定休日 月・火曜日