割烹やまき。
こちらに越して来てからの『初やまき』が2008年3月。
それから幾星霜・・・なんと34回めです。
実際は、こちらに引っ越してくる前から、お義父様・お義母様とお邪魔していたので、40回は超えています。
これだけの回数通っても、毎回嬉しい美味しさと発見と、楽しいおしゃべりとお酒。
夫が田舎暮らしを願い、ここ美里町の家を見つけた時、
「(同じ津市内に)やまきがあるなら大丈夫かも!」と思ったのです。
私は、そのくらいコアなファン。


それはおそらく、『イカとワケギのヌタ』が美味しいと感じる舌になってきた、自分の年齢的なこともあったり。
いや、これはしみじみ美味しいですよ。


平目と鯖のお造り。
平目は夫と娘用で、鯖はワタシ用。
・・・と言いつつ、若干熟成された平目の芳醇な旨味が濃くって!
思わず娘の分も奪い、画面左の脂たっぷりなエンガワもいただいちゃいました。
奥の〆鯖は、まだやや脂が薄いながら、〆具合がレアで鯖の味がダイレクトに感じられて、鯖好きにはたまらない旨さ!


イカの青のり巻焼き?かな?
イカが、皮一枚はパッツンパッツン、その内側はムッチムチで柔かく!
周囲にまぶされた青のりの香りがぷ~んと立ち上り、添えられたマヨネーズがめっちゃ合います。
ジャンクなマヨが、滅法、合う味なのです。


『鱧の山椒焼き』。
カッリカリの皮の中は、ふわっふわの淡泊ながら奥深い味の白身。
蒲焼的な甘辛いタレをキツメの山椒が引き立て・・・なんて言うのかしら・・・甘さとしょっぱさと脂のコッテリ感と、白身自体の淡泊な甘さ・・・すべての美味しさが絡み合っています。
これは、次回お姉ちゃんが来た時には、是非食べて欲しいです。


間八西京焼き。
これは理屈抜きで美味しい・・・夫と2人でうっとりしちゃった・・・これはお酒よりもご飯に合いますね。


『蕎麦生麩蟹あんかけ』。
娘と私の大好物。
出汁が以前に増して美味しい、カニが美味しい、素揚げしてある蕎麦生麩が美味しい。
トリコになる程です。
もしもやまきに初来店の方がいましたら、とりあえずこれを食べてみて下さい。


だがしかし、この日の白眉は、〆めの『松茸ご飯』。
お腹いっぱいなのに、危険なほど美味しい!
私の大好きな松茸の香りに、私の大好きな鶏ごはん!
適度な脂と菌の香り・・・その両方を吸ったご飯の美味しさは、満腹なのにもかかわらず、胃にするする入ってしまいました。
美味しすぎるってコワイ・・・思いつつも大満足でした!
いつもいつもありがとうございます。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
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