去年の7月、丸4年通い続けて30回でした。

そこから怒涛の訪問。
8ヶ月後に、いきなり『40回目』の『やまき』です。
昨年の後半から今年3月にかけて、お客様を招いたりすることが多かったのが、8ヶ月で10回の大きな要因です。
で、この日は娘m子の卒業式前日。
卒業式のためにわざわざ来津した私の父と、お義母様をおもてなしすべく、やってまいりました。


突き出し。
やまきのおかげですっかり好物になった赤なまこと、鯛の子、牡蠣の時雨煮、ホタルイカ。


まずは早々に、父未体験の『牡蠣コロッケ』。
一口食べた瞬間、「オオッ!!」と。
本物の牡蠣以上に濃厚な牡蠣の味わい。
「これはスゴイな・・・コロッケ1個に牡蠣を何個使っているんだ?贅沢すぎる味だ」
と、元スーパー経営者ならではの言葉。
さすがに価値をわかっていらっしゃる。


〆鯖、鮃の昆布締め、鯛の松笠、勘八、赤イカ。
昆布締めは締め方の塩梅が絶妙!〆鯖は脂がやや薄くなってきて、超私好みでございました。


もはやm子御用達な『蕎麦生麩かに餡かけ』。
蕎麦生麩のむっちり感と、素揚げされた香ばしさと表面のザラザラ面に、しっかりと蟹出汁が染みこんで。
毎回毎回、うっとりする美味しさです。


これ、なんだかわかりますか?
『鮑大船煮(あわびたいせんに)』。
なんでも昔からある調理法で、大豆を使う料理には『大船』と名付けていたとのこと。
あ、その由来をお聞きするのを忘れていました。
次回の課題ですね。
しっかし・・・大豆がふっくらしている上に、鮑の旨味を吸いまくっています。
これだけでも、強力なおつまみ。
だがしかし。


大豆に守られた鮑がめっちゃ柔らかい!何というかもう、エリンギ並です。
そして大豆の滋味を吸収していて、しみじみとした味わい深さ。
これはビックリします。


虎河豚の一夜干しは、天然とは思えないほどの旨味。
これは反則でしょう、と言いたいくらい。
それほどまでに美味しいです。


こ、ここに来て『虎河豚の白子』。
お義理母様と父用に注文したのですが、何故か私もご相伴に。
そりゃもう・・・熱々で・・・とろとろで・・・濃厚で・・・臭みも一切なく・・・魚界のエシレバターと呼びたいです!!


ここで父がまさかの注文。
『イカウニ』。
これは夫とM子ともに大好物のおつまみなのですが、何故か毎回忘れてしまうのです。
新鮮なイカとウニは最強のおつまみなのですよ。
次回は忘れずに注文しなければ。


母オマージュの『白子豆腐』。
私ももちろん大好物なこの一品、母は初めて口にした瞬間、「こんなに美味しいの食べたの初めて!」と言ったのです。忘れられません。
そしてこの日も、同じように美味しかったです。


禁断の『蓮根饅頭』。
蓮根のシャクシャク感と揚げた表面の香ばしさと中の具と出汁の塩梅・・・好みすぎてヤバイのです。
『やまき』に行ったら、これは是非食べて下さい!


ふふふ。
最後にあっさりとしたおばんざい。
『小女子の卵とじ』です。
三重県の特産であり、春のひとときしか楽しめない『小女子』。
そんな、はんなりとした風味を、ひときわ引き立てる『卵とじ』。
これは焼酎に合い、日本酒に合い、そしてご飯にも滅法合うのです。
(自己責任で)強奪した『小女子の卵とじ』は、翌日の朝食のヒロインとなりました。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
やまき
※『やまきのおかあちゃんの日記』へ
住所 津市乙部2067
TEL 0120-27-6625
営業時間 17:30~21:30くらい
定休日 日曜日