ミュゼの方は何度かお邪魔したことがあるのですが、本店は初めて。

しかもめっちゃ変な角度から撮ってしまい、何がなんだか。
本当は大正12年建築の、とっても素敵な洋館風の建物です。
中も広く、ブラッスリーとレストランに分かれています。
私たちは普段着も普段着だったので、もちろんブラッスリーへ。


メニュ。
こちらはブラッスリー仕様。
クリックすると大きくなるので、ぜひじっくりご覧ください。
ワンプレートランチは『ブラン』1620円と『ルージュ』3780円の2種。
さらに真ん中の『ブラッスリースコース』3780円は、昼も夜も注文可能。
『前菜』『主菜』などのメニュから1種ずつをチョイスする、プリフィクスタイプです。
それにしても、いつまでも見ていたくなるほど華麗・・・。


娘m子は、『ブラッスリーコース』で前菜は『三重県産豚肉のパテ』。
横から慌てて撮ったので、あまり綺麗に見えません。ごめんなさい。
かなりどっしりタイプ。
さまざまな香辛料が絡み合った味わいで、ともすると重くなりがちなパテが食べやすくなっています。


私もブラッスリーコースで、『海の幸のゼリー寄せ 野菜のピュレ添え』。
まず、見た目の美しさに驚き。
さらに、口にしてさらに驚きですよ!
軽く焼き目を付けたレア状態の平貝、イカ、えび、アサリ、雲丹、鮑・・・どれも絶妙の火の通し加減でプリップリ!
ゼリーはコンソメなんですが、やや薄めの味付けにしてあり、素材の味を引き立てています。
これは食べ終わるのが、惜しくなるほどでした。


m子の『サツマイモの冷製スープ』。
こちらも素早く一口。
サツマイモが甘すぎず、軽い口あたりでした。


M子チョイスの『コンソメスープ」。
・・・そうよ、こういうしっかり丁寧に作られたコンソメが欲しかったのよ!
私、三重でしっかりとしたコンソメをいただいたのは初めてかも。
おおう、これからは三重のおいしいコンソメを食べ歩きたいです。
・・・と、思うほど味わい深く、滋味深さと繊細さを併せ持っていました。


ここにきて、夫のワンプレートランチ『ルージュ』。
内容は、『伊勢志摩の幸と松阪牛ミニステーキ』。
真鯛に平貝に金目鯛、そして松阪牛のステーキです。
ステーキをちょっとだけもらったところ、間違いなく美味しいです!
っていうか、間違いなくどれも美味しいんだろうな。


鶏好きm子チョイス『地鶏のもも肉のポアレ』。
ポアレって何、と聞かれたので、表面パリッと焼き上げた感じじゃない?と答えたところ、好みドンピシャな料理だったようで、大喜び。
こちらも横から慌てて撮りだったため、妙な写り具合に。
「お肉もソースも美味しい!」と言って、綺麗さっぱり平らげました。


M子チョイス『オーストラリア産 骨付き仔羊の網焼き』。
地場産のものを注文しようとしたのですが、仔羊は私の大好物!
なかなか巡り会うことがないので、つい注文してしまいました。
仔羊ちゃんのはんなりとした風味と、やわらかできめ細かい肉質がたまりません。
またソースが美味しい!
マディラ酒の風味が効いていて、やや甘め。
最後の最後まで、パンに付けて食べたほど!
さらに付け合わせの、ポテトのミルフィーユグラタンも美味しい!
熱々でクリーミーで、素直な味わい。
ラタトゥイユも野菜の甘味が引き出されています。
どれも本当に美味しい!


デザートはスモモのソルベ。
口あたりは甘くて、その後に爽やかな酸味が!
最後まで美味しくいただきました。
ワンプレートランチももちろん美味しいですが、個人的には同じお値段なら『ブラッスリーコース』をお勧めします。
スープが付いてくるし、やはり一皿一皿供されると嬉しいですしね。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
Bon Vivant(ボン・ヴィヴァン)
住所 伊勢市本町20-24
TEL 0596-26-3131
営業時間 
ブラッスリー 11:30~14:00(ラストオーダー)15:00 クローズ
       17:30~19:30(ラストオーダー)21:00 閉店
フレンチレストラン 12:00~13:30(ラストオーダー)15:00 クローズ
          17:30~19:30(ラストオーダー)22:00 閉店