性懲りもなく、また蕎麦です。

今年、芸濃ICのほぼ正面にお店を出された『平尾屋』です。
モダンな店構えですね。
この手の店は当たりはずれが大きいので、ハラハラドキドキです。
手打ち蕎麦とうどんのお店で、特に手打ち蕎麦は限定らしく、100食ちょっとで終わってしまうそうです。
さらには地産地消にも力を入れており、県内・国内産の粉及び素材を使用しているとのこと。
だからなのか、11:40の時点で店内は満席。
しかも開店と同時に入店したらしきお客様たちは、既にお会計の気配です。
不思議なことに(意地汚い習性で)店内を舐める様に見渡しても、客席に丼が余りありません。
はて何故かしら・・・と考えていたときに、夫の注文が到着。


一日40食限定の「日替わり定食」780円です。
これを頼む人が多かったので、丼が見当たらなかったのです。
確かに盛り沢山です。小鉢に刺身にかき揚げに和え物など。
しかし・・・『厳選素材を使用した蕎麦・うどん店』なのに、うどんがこれだけでは寂しすぎやしませんか?
もちろん単品のうどん類もありますが、若干高めなので、どうしてもお客さんは割安な定食に走ってしまうようです。


M子注文の「粗挽きそば定食」1380円です。
単品の蕎麦の量が少ないのを恐れるあまり、私も『お得』に走ってしまいました。
今は後悔しています。
蕎麦はかなり美味しいです。口に入れるなり、蕎麦の独特な香りが「これでもか!」というほど立ちのぼります。
が、いかんせん、蕎麦の量が少ないのです。


それを補うために色々と付いています。これはサーモン載せサラダです。
が、食べつつも(私は蕎麦を食べに来たのであって、小鉢を食べに来たのではない)と、悶々とした気分にさせられます。
そもそも冷たい蕎麦に白飯って合うのですか?
温かい蕎麦ならばまだしも、このお店では『蕎麦の味を生かすため』、冷たい蕎麦しかないのです。
ならば、もう少しメニューの組み立てを考えてくれても良いのでは・・・。
例えば、「冷たい蕎麦+小天丼+小鉢一品」とか・・・。
無理に小鉢を増やす必要ってあるんですか?
上記のサラダの他に、しめ鯖ときゅうりの酢の物があったり・・・魚介×生野菜のメニューを2品打ち出す必要があるのでしょうか?
私にはわかりません。
ただ一つ言えるのは、
蕎麦を食べに来たはずが、それ以外のものでお腹が一杯になってしまった
ということです。
もやもやしています。
蕎麦自体は不味くもなく(むしろ美味しい)し、お腹も一杯になったので、はっきりした不満ではありません。
でも、もやもやとした不満がずーっと後を引いています。
多分、今のM子はもやもやとした不満のせいで、公平な判断ができていないと思います。
なので、もう一度このお店を訪れ、蕎麦だけを頂いてみるつもりです。
ご馳走様でした。
平尾屋
住所 津市高野尾町1980-1
TEL 059-230-3788