昨日から今日にかけて、『栗の渋皮煮』を作りました。
作り方をかいつまみますと。
①生栗を熱湯に漬けて自然に冷まし、渋皮を残して外皮を剥く(この時点で大体1㎏)。
②渋皮の付いた栗を鍋に入れ、たっぷりの水と重曹で20分茹でる。

③②を茹でこぼして流水で洗う。
④②~③の工程を3度くり返す。
⑤鍋に栗と2リットルの水と700gの砂糖を入れ、最初は強火、沸騰したらトロ火で1時間煮る。
⑥⑤を一晩置き、栗を取り出す。栗は乾燥しないよう、密閉容器に入れる。
⑦茹でた汁をとろみが出るまで煮詰める。
⑧煮沸消毒した容器に栗と⑦を入れて完成!


あれ・・・?
本当はもっと、色が濃いいはずなんだけど・・・。
漬け込んでいたら、染みて来るのでしょうか。
味はやや薄めの甘さ。
栗の味が生かされていると言いますか、『甘物』としてはいささか弱いと言いますか・・・。
実は、砂糖700gという量に怖気づき、500gにしてしまったのです。
で、最後の煮詰める段階で砂糖を足したということで。
自分的には結構満足なんですが、スウィーツ好きな方には、ちょっと物足りないかもしれません。
そしてやはり難しかったです。
『渋皮煮』というだけあって、この渋皮がキモ。
ちょっとでも渋皮が削れてしまうと、煮ている間にベロベロにめくれてしまうのです。


このように。
これはいささかひどい例ですが、全体の3割程がめくれてしまいました。
くはぁ、悔しいぃぃ・・・。
『クッキングパパ』でも、忍耐とか注意深さを試すお料理として取り上げられてましたが、まさしく。
今年のM子は、まだまだだったようです。
毎秋恒例の課題となりますね、これは。