このところ、ランチタイムに自由がきかず、なかなかお店開拓できません(泣)。
でも今日は自由(と書いて「フリー」)!
夫と共に、久々の新店開拓でございます。


津市最大の歓楽街、大門のはずれに佇む『割烹・鮨 幸村』です。
いい加減B級グルメから脱出しようと探したお店ですが。
何と十数年前、津で結婚披露パーティーをした折、このお店で隊長実家ファミリーとM子実家ファミリーで打ち上げのようなものをしたお店らしいのです。
今知りました。
というか、当時はまだ津ぅを全然知らなかったので、自分がどの辺りにいるか・・・とか、皆目わからなかったわけです。
でも今はもう違います。
津ぅ市内なら、路地裏までパッチシです(と言い切っちゃって良いものか・・・)


店頭の張り紙。
くうぅぅ。明日来れば「女性感謝デー」だったのですね。
なにが優遇されるのか、非常に気になります。
ですが今日のお目当ては別。
『日替わり松花堂弁当』限定24食です。


『日替わり松花堂弁当』1050円。
さすが「割烹・鮨」だけあって、魚がメイン。しかも彩り鮮やかです。


こちらは「先付」っぽい感じですね。
コンニャクの炊いたん・鯛の子・カニのゼリー寄せ・サーモンの酢の物。
サーモンの酢の物は「膾」のような味わいで、おつな感じ。


かぼちゃの煮物。
これ、不思議な味わいです。
かぼちゃ本来の甘みを生かすよう、だしはやや塩味をきかせた薄め。ともすると惚けてしまいがちなかぼちゃを、白髪葱がキリリと引き締めています。
白髪葱がかぼちゃに合うって、初めて知りました。
また、添えられている秋刀魚の甘露煮(?)がいい味なんですよ。
かぼちゃには秋刀魚の味が付いていないので、別々に煮て、盛り合わせたんですかね。


お刺身、美味~い・・・。
特に鯛は、昆布締めかと思うほど、味が濃かったです。


(多分)鰆の塩焼き。
魚は新鮮で臭みが全くなく、塩加減もM子好みでした。
私の好みは、ご飯といただくときは「きつめの塩味」、ということです。


そ、そしてごはんは「芋ご飯」です。
サツマイモがコロコロ入っております。
・・・まあ、このブログを読んでくださっている方ならご存知でしょうが、M子は甘いものが嫌いです。
それはデザートではなくても一緒で、つまりはサツマイモもあまり得意ではありません。
でもですね、このご飯は美味しかったです!
ウグウグしなしい、甘すぎないし、思いがけないことに、上記の塩焼きに合うのですよ。
吃驚です。
そういえば、先述のカボチャもほどよく汁気が染みとおっていて、食べやすかったです。
一緒に供されたお味噌汁は、薄揚げとワカメの非常にオーソドックスな組み合わせ。
けれど、薄揚げを焼いてから入れると、非常に香ばしく美味さ倍増になるのですね。
これも初めて知りましたよ。


〆の、白玉汁粉です。
白玉はふわふわで、汁粉はさらし餡の熱々。
甘物が苦手なM子ですが、この気遣いというか心意気が嬉しく、半分ほどいただきました。
え、残りの半分ですか?
もちろん夫が平らげてくださいましたよ、ほほほ。
はっきり言って、本当に1050円で良いの?と聞きたくなる味(と量)です。
次々と入ってくるお客様のほとんどは、予約の方でした。
知っている方は知っているようですね。
私もここに書いてしまってますが、紹介したいような、でもこれ以上知られたくないような・・・複雑な気分でございます。
ここは定期的に通わせていただきます。本気で。
ご馳走様でした。[#IMAGE|S58#]
寿司・割烹 幸村
住所 津市大門33-15
TEL 059-226-5363
営業時間 11:30~2:00
17:00~(閉店時間不明スミマセン)
定休日 日曜日(多分)
※ランチの松花堂弁当(1050円)は月~金曜日限定です。
追記。
この後、色々用事があって津のサティに行きました。
諸々の待ち時間にマックで一休みをしようとしたとき、彼奴が注文したものは・・・!

『シナモンメルツ』(怒)
M子は甘物嫌いです。
シナモン嫌いです。
油がジュッてしそうなカロリーの高い甘物は激しく嫌いです。
見るだけでもキツイです。
さらに言えば、夫は今、ダイエットをしているはずです。
私に喧嘩を売ってるんでしょうか。