水曜日のお話。
この日は健康診断のため、朝から飲まず食わず・・・。
終了時の11:20の段階で、泣きそうにお腹が減っています。
うなぎ!
スタンプラリー制覇も兼ねて、ガッツリ頂きたいです。
ラリー参加店でここから近い鰻屋さんは・・・。
ありました。
『うな樹』。
津グランドボウルの傍に昨年オープンしたお店です。
何でも、関東風と関西風の両方を提供しているとか。ワクワク。
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
・・・定休日でした。
で、では次を。
久居方面に向かって、昭和元年創業の『丸円』へ。
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
お店がありません。
思いっきり更地になっています。
え、どういうこと???
パニクりつつお店の番号へ電話をすると。
なんと1月から3月まで改築中とのこと。
オープンは4月だそうです。
ショックを受けつつも、この近くにもう一軒あったはず!と向かったのが、
『いの上』
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
またしても定休日。
水曜日は(津市内の)飲食店のお休み率が高いのに気づいてはいましたが、三店連続とは・・・。
今日は鰻を食べられない運命なのでしょうか。
いやいや、運命は自分で切り拓くものだ!
と辿り着いたのが、

『三谷 高茶屋店』。
松阪の鰻問屋さんの直営店で、東丸ノ内にもお持ち帰り専門の支店がございます。
そんな説明はさておき、空腹で気が狂いそうです。


メニュ。
シンプルです。
ですが、『小』→『上』→『特上』・・・ってどうなんでしょ。
『並』がないんですよ。
周りの方の注文を聞くと、『上』が圧倒的多数。
『小』では足りないし、さりとて『並』はないし・・・という、お客様の葛藤が、私には見えます。
お店もそこを狙っているんでしょうね。
ある意味商売上手です。


で、そんな戦略にハマッて、夫が注文した『うな丼 上』1300円。
平日の大盛りサービスしていただきましたが、『大盛り』というにはいささか寂しいような。
ついでに鰻の量も『上』にしてはやや少ないような。
正直、タレの味は深みのない甘さで舌に触るし、鰻もやや焼きすぎで身が硬くなっていて、「あちゃー」という気持ち。
ですが。


M子注文の『白焼き丼』1500円。
出汁醤油をかけていただきます。
こちらは秀逸でした。


蒸されていない鰻の皮がパリパリで、淡白でありながら脂が乗っています。
青ネギが脂の臭みを消し、山葵と出汁醤油が味を補いキリリと引き締め。
山葵とともに添えられていた「練り梅」が、予想以上に合っていました。
何というか・・・鱧と梅肉の相性に近い感じです。
鰻丼にするか白焼き丼にするか、散々逡巡した挙句の、この大当たり感。
さすがM子!と自画自賛しても良いかも。
辛党の方には、こちらの『白焼き丼』をオススメいたします。
・・・ところでですね。こちらは「普通盛り」なのに、↑の大盛りと、一緒の量ではございませんか?
両方とも大盛りなのか、両方とも普通盛りなのか、はっきりさせてくださいよ。
と、やや厨房スタッフに不安がよぎったのは、思い過ごしと思いたいです。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
三谷うなぎ屋 高茶屋店
住所 津市高茶屋小森町1814
TEL 059-234-2482
営業時間 11:00~20:00
定休日 年中無休