いつだか『徳八』さんに行ったとき、無料タウン誌『ふぁみんぐ』が置いてありまして。
その『麺特集』に掲載されていたのを見て、絶対行かねば!と。
営業時間とおおよその地図、そして外観を覚えていたのです。

なのに行き過ぎてしまい、慌ててUターン。
『麺や 青雲志』。
ラーメン店ですに。
てっきりお隣の美容室かと思いました。


メニュ。
すごい説明してくれています。
基本は『塩らぁ麺』『正油らぁ麺』『濃厚つけ麺』の」3種。
それぞれ麺が違うため、茹で時間まで書かれています。
黒板メニュには、まぜそばの文字も。
店内の壁紙は『空』。
珍しいです。


おそらく使っている食材たち。
昆布やら塩やら鰹節やら・・・。
めっちゃ凝っています。
ちなみにカウンター部分の天井には、ご店主が行ったラーメン屋さんの名刺。
膨大な数です。
結構、私たちが東京に住んでいる時代に行ったお店があり、懐かしい気持ちが。


夫注文の『特製濃厚つけ麺』980円。
こ、これは・・・相当美味しい。


豚骨と鶏がらと・・・魚介・・・アゴ出汁・・・?
濃厚なんですがしつこくない。
しつこくないのに極太麺に絡む濃厚さ。


で、この麺。
さぬき饂飩とパスタの間のような、コシとのどごし。
この、クセのなさは卵を使っていないのか、小麦粉のストレートな味がします。


M子注文『特製塩らぁ麺』880円。
なんじゃこりゃあぁ~~~!!!
美味しすぎ!!
いや、本気で驚愕!
一口目は、かなりマイルドな味わい。
だけど、無性に「もう一口!」と渇望。
そして食べすすめると、もう止まりません。
食べれば食べるほどに旨味が口の中に広がり、


濃くないのに味わい深いチャーシューと煮玉子。
麺は細めの平打ちパスタのような食感。
・・・スープがありえないくらい美味しいです。
ベースは鶏?・・・にしては動物臭なさすぎ。
もしや動物系出汁を使っていない?
そこに魚介出汁と海老の風味が加わり、塩が控えめかつ、出汁の味わいを生かす加減。
スープはもちろん飲み干しました。
『ラーメンの残り汁』ではなく、一品としてのスープかお吸い物として、最後まで堪能いたしましたとも!
さらに、糸唐辛子とか、水菜などのトッピングも、あって当然な寄り添いっぷり。
食べ歩いて研究したとは言え、このクオリティの高さは異常!?
まさかの『神の舌』の持ち主かと思いましたよ!
いや~・・・。
ちょっと自慢していい?
こう言っちゃなんですが、東京に住んでいた時は、『武蔵』『青葉』『一蘭』『一風堂』『桃源』『かづ屋』『吉村家』『中村屋』『じゃんがらラーメン』・・・などを食べ歩いてきたのです。
よもや三重県の嬉野で、人生最高のラーメンに出会えるとは・・・。
人生って素晴らしい!
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#][#IMAGE|S58#]
麺や 青雲志
住所 松阪市嬉野権現町神北405-14
TEL 非公開
営業時間 11:00~14:30
       11:00~14:30 17:00~19:00(土曜日)
定休日 火曜日