『青雲志』ご店主オススメのお店。

『そば切り 荒凡夫(あらぼんぶ)』。
正直「え?」と思うような場所にあります。
松阪のイオン(旧マックスバリュ)の敷地内なんですが、ちょっと死角になりやすい位置ですね。


外のメニュ。
可愛らしいです。


外の光が入り込んで見づらいですが、がんばって読んでください。
いいですね~、そば!そば!
『きまぐれ』が激しく気になります。


ランチセットも美味しそうです。
この他に『季節限定ランチセット』なんてのもございまして。
今の季節は、おそばと『ちりめん山椒ごはん』でした。
ちりめん山椒は、京都『しののめ』の『じゃこ山椒』を使っているとのことで、そのこだわりぶりに期待が高まります。
そして、揚げ物への誘惑をかわしつつ、今回はそば一本で!
ということで、『そば三昧ざる』1300円と『そば三昧かけ』1300円をそれぞれ注文。


まずは二八。
おそばを説明するのは、めっちゃ難しいです


つるっとした喉ごし。
飲み込んだ後に、そばの香りがほわんと・・・という感じ。


そうそう、忘れちゃいけないお塩とつけ汁。
この汁が、関東っぽいけれどちょっと違う・・・?
しかし、甘味や旨味やしょっぱさ・・・すべてが良い塩梅、ものすごい深い味わいで、美味しいです!
そしてこの濃さなら、関東流の「ちょい付け」でいけます!


十割そば。
正直「違いがわからなかったらどうしよう・・・」なんてドキドキしていたのですが。
やはり鼻空から抜ける香りの濃度が、全然違います。
そし麺の感触も・・・なんと言ったら良いのものやら・・・舌に麺の凹凸を感じる?で伝わるでしょか。


『そば三昧(かけ)』のかけそば。
二八(ざる)→十割(ざる)→かけそばという構成。
おお、出汁がカツオが効いていて、やはり関東風?
でもそこまで濃くはなく、伊賀の松尾さんにちょっと似ているかも。
味がデリケートなだけに、美味く言えません。
使っているおそばは二八でした。


『そば三昧(ざる)』の、粗挽き。
一口すすったとたん、思わず、うおっ!と声が。
口の中に香るなんてものじゃございません!
口内にブワァッ!と広がる感じです!
そばの香りはもちろんなんですが、噛むたびに「植物の青み」のような香りもいたします。
このおそばはきっちり噛まないと!
で、汁と一番相性が良いのも、この粗挽きかも。
両方が両方を、ガッチリと受け止め合っている気がします。
そばを満喫したひととき・・・この日は天ぷらを食べなくて正解でした。
おそらく天ぷらを食べていたら、そばの風味をここまで感じられなかったでしょう。
なんとオープンは去年の1月!
まったく知らなんだ・・・どうしてこんな美味しいお店を見逃していたのか・・・。
三重県には、まだまだ私の知らない、美味しいお店があるのですね。
青雲志ご店主、ありがとうございます。
ああ・・・でも、ランチの『かき揚げ丼』は美味しそうだった・・・。
次回は『粗挽き』+『かき揚げ丼』で勝負だ!
『気まぐれ』も気になるのですが、果たして私に『時価』を食べる資格があるのか・・・と思うと、考え込んじゃいますね。
ご馳走様でした[#IMAGE|S58#]
そば切り 荒凡夫
住所 松阪市郷津町204-1
TEL 0598-53-2212
営業時間 月・水・木 11:30~14:30
       金・土・日・祝 11:30~14:30
                17:00~20:00
       (売り切れしまい) 
定休日 火曜日
※ご店主がブログをされていますが、個人的なものかも知れないので、とりあえずリンク先は『食べログ』です。